少し薄くなった上着を取り出して
暖かい日差しの下に愛を隠した
昨日までは冷たかった風の意地悪も止まった
優しい春風が私の頬を
雪が全部溶けたら花が咲くよ
待った末にもう春が来たから
花が咲いて
私たちが迎える季節の香りが
もう白く輝かないとしても
そこには美しさだけが残っているだろう
私たちだけの舞台に舞い散る花びらが
愛を持ってきてくれれば私たちはその中で咲く
耳を突くアラーム音で目が覚める
冬が残した寒気の中、うずくまったまま
春の鼻歌を一緒に歌って
ほろ苦いコーヒーの香りより甘い
春の日の香りが
新しい季節の朝を濡らして
冬眠から覚めるようにして
新しい明日が待ち遠しい季節だから
素敵な季節の中で私たちは恋をするか?
それは夢のようかな?
新しい花々が新しい息を吸って
私たちには新しい愛と香りが咲くだろう
きっと