黄昏に吹いてくる風は
ガラス色 悲しみが渚に
舞い降りて色あせてく景色
いつわりの愛はまぼろしさ
溶けてゆく ひきしおはせつなく
ありふれたドラマのように今••••••
移りゆく季節 静けさの中で
忘れたいほど寂しさが残る
振りむけば 都会の風
恋しさが胸にしみて
よみがえる面影が
運んでくる君の香りのせて
哀愁の風につつまれて
いつまでも夜の海見つめる
星くずに光る涙うつし
戻らない時間(とき)よ 失った夢に
せつなさを今はかくせはしないさ
もう一度都会の風
この腕に抱いてみたい
優しさのぬくもりを
伝えてくれセピア色の街よ